アメリカからロンドンに着いたばかりの母娘、保育園に預けた初日に娘がいなくなってしまう。娘どころか娘の服やおもちゃもすっかり見当たらなくなってしまい、そもそも娘は存在したのか疑いが広がる・・・
実際にはあったら困るサスペンス映画。1965年の作品だが、既にロンドンは現在の形とあまり変わらず見慣れた風景に。
主役のアンを演じるキャロル・リンレイが自然な美しさとそれに反する感情的な演技で引き込まれる。また、警視役のローレンス・オリビエも堅い演技で最後の方まで立ち位置が分からずドキドキさせる。まあ映画なので展開はある程度予想はつくものの、それでも娘はどうなっているのか最後が気になる秀作と思う。
それにしても分からないのが、新居の大家(ノエル・カワード)。アル中変態の年寄りを猟奇的に演じて怪しさと気持ち悪さ満点なのだが、結局どういうつながりだったの?少なくともカワードの怪演が光る気持ち悪さであった。
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