このシリーズの第2回目は、Googleスプレッドシートを使ってデータベースを作成、それを基にAppSheetアプリを作成します。
この記事は全4回シリーズです。
こちらもご覧ください。
第2回:データベースとアプリの作成
第3回:テーブルの設定
第4回:アプリ画面の設定で完成
スプレッドシートでデータベースとアプリを作成する
スプレッドシートでデータベースを作成
AppSheetでアプリを作成する前に、スプレッドシートでデータベースを作成します。作るシートは、上記の通りですが、それぞれのシートに列を設定します。スプレッドシートの名前は「旅の思い出 ホテルのリスト」にしました。これがそのままアプリの名前になります。
ホテルチェーンリスト
ホテルリスト
もちろん、この項目全てを入れる必要はありません。適当に増やしたり減らしたりしてください。宿泊履歴
写真リスト
国リスト
国リストをのぞくすべてのリストに「UID」という列を設けました。これは、リストの行を示す番号のための列で、他の行と重複しない(ユニークな)データを自動生成、記録するためのものです。この列をリストのキーに設定することにより、AppSheetのなかでどの行が参照対象になっているか、紐つける時のエラーを避けることができます。なお、国リストでは、国コードが重複しないデータになるので、国コードをキーに設定することができます。
スプレッドシートからアプリを作成
各シートができたら、AppSheetアプリを作成します。Google スプレッドシートでは、拡張機能(画像では「ツール」になっていますが)メニューからAppSheetの「アプリの作成」を選ぶと、AppSheetアプリを自動作成してくれます。
以下の表示が出ますので、しばらく待ちます。
AppSheetサイトが立ち上がり、アプリが出てきました。
AppSheetのUIが変更になりました
2022年10月よりAppSheetのUIが新しくなっていますが、このブログ記事のUIは更新前のものになっています。AppSheetではUIを新旧切り替えすることが可能です。記事の画像のUIと実際のUIが異なる場合はUIの切り替えを試してみてください。切り替えは以下のボタンを押すとできます。
AppSheetですべてのシートを読み込む
この時点では、「ホテルチェーンリスト」だけがテーブルとしてアプリに取り込まれています。そこで、その他のシートも全て取り込みます。
DataメニューのTableタブ画面に、取り込まれていない残りのシートを取り込む「Add」ボタンが出ますので、一つずつ押していきます。
取り込むと、シートがテーブルとして出てきました。
ここまでで、アプリとデータベース(スプレッドシート)の接続準備は整いました。
次に、アプリ上でのテーブルの詳細設定を進めていきます。
第3回:テーブルの設定
もご覧ください。
おまけ:国コードの設定
国コードについては、いくつかのリストがありますので、お好みのものをリスト化してください。ここでは、農林水産省のサイトにExcelシートで掲載されていた、ISO 3166(国コード3桁、日本語と英語名)のリストを貼り付けてみました。
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